2020年6月17日水曜日

学校の存在意義とは?

家庭でインターネット等を使い学習できるのであれば
学校はいらないのではないかという議論が世間ではあります。


学校の存在意義とは何でしょうか。
学校でしか学べないものとは何でしょうか。


さて、高学年が低学年の教室にお出かけし、
掃除のお手伝いをする取り組みを今年度よりはじめました。
「お出かけお掃除」と呼んでいます。


6年生は1年生の、5年生は2年生の掃除の手伝いをします。
6年生の素晴らしい姿が見れました。
掃除終了後に、 1年生教室前の廊下にかけてある、体操服入れが落ちかかっているのに気づき、全てきれいにかけなおしていました。


これをさりげなくできる6年生を見ている1年生は、あんな6年生になりたいと思うはずです。

5年生は2年生のろうかや教室をテキパキと清掃します。
2年生の子どもたちは掃除をしながら、あこがれのまなざしで5年生を見ていました。


1年生の教室では、お出かけお掃除にきた6年生が1年生に自己紹介をしました。


こんな「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」になりたいな。と思う低学年。
低学年に見られて、少し見栄をはり、背伸びをする高学年。


お互いが成長するなと改めて感じました。


これは自宅でタブレットやスマホと向き合っての学習では学べません。
学校の存在意義が問われる今、
学校でしか学べないこと、
学校だからこそ学べるものは
たくさんあります。


学校だからこそ学べることを今後も追求し続けます。